クレジットカードを持たない主義はどうなの?現金主義のリスクについて徹底解説
クレジットカードを持たない主義はどうなの?
現金主義のリスクにはどんなものがあるの?
などクレジットカードを持ってないリスクについて気になっている人は多いでしょう。
そこで本記事では、クレジットカードを持たない主義に批判的な声がある理由について解説します。
本記事は以下のような人にオススメです
「これからカードを持とうか悩んでいる」という人は、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードを持たない主義はダメ?保有している人の割合
結論、クレジットカードを保有している人は10人に約9人です。
実際、JCBのデータでは2022年時点でクレジットカードの保有率は86%と非常に高水準に位置しています。
つまり、ほとんどの人がクレジットカードを持っていると言えるでしょう。
理由としては、以下のようなことが挙げられます。
- 日常生活における便利さ
- インターネットショッピングが普及している
- ポイントが貯まるのでお得になる
そのためか、クレジットカードを持っていないと「おかしい」という意見もあります。
関連記事「クレジットカードを持ってないのはおかしい?」では、保有していないとおかしいのかについて解説しているので、興味のある人はご覧ください。
クレジットカードを持たない主義が変と言われる理由
本章では「クレジットカードを持つことで得すること」を5つ紹介します。
- 便利なことが多い
- 無駄な時間を削減できる
- ポイントでお得になる
- 緊急時の出費にも対処できる
- ローン審査が通りやすくなる
なぜクレジットカードを持たない主義が変と言われるか知りたい人は必見です。
便利なことが多い
クレジットカードを持たない主義が変と言われる理由として便利なことが多いことが挙げられます。
クレジットカードは現金を持ち歩かなくても支払いができるため、多くの場面で便利です。
例えば、以下のような場面でクレジットカードがあるとスムーズに取引できます。
- 大きな買い物をする際
- オンラインショッピングでの支払い
加えて、旅行や出張時にも現金を持ち歩く必要がなく【紛失】や【盗難のリスク】を減らせます。
クレジットカードには生活面で様々なメリットがあるので、持っていない主義の人に対して「なぜ保有してないか」と言われてしまうのです。
無駄な時間を削減できる
また、クレジットカードがあると無駄な時間削減ができます。
クレジットカードを利用すると、現金で支払う際の小銭のやり取りが不要になるからです。
例えば、以下のようなケースだと、1日で数十分の差が生まれます。
支払い方法 | かかる時間(1回) | 5回の時間 |
---|---|---|
現金 | 2分 | 10分 |
クレジットカード | 30秒 | 2分30秒 |
1日5回会計したとすれば、7分ほどの差です。
1ヶ月で換算すれば【210分=3時間半】も無駄にしているということです。
また、現金だと財布の中がジャラジャラしてめんどくさいでしょう。
そのため、クレジットカードの方が日常のちょっとしたストレスを軽減できます。
月々の支出を一括して管理もできるため、家計簿をつける時間が惜しい忙しい現代人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
ポイントでお得になる
ポイントでお得に買い物ができる点も、クレジットカードを使用するメリットです。
多くのクレジットカードは、利用額に応じてポイントが貯まります。
貯まったポイントは以下のようなものに変えられます。
- 現金
商品券
マイル
特に頻繁に買い物をする人にとっては、ポイント還元が家計の助けになります。
ポイント制度を活用することでより賢くお金を使えるので、クレジットカードを持たない主義は変と言われてしまうのです。
緊急時の出費にも対処できる
緊急時の出費にも対処できる点も、クレジットカードを持っていない主義に批判的な声がある理由です。
急な出費が必要なときに、クレジットカードが役立つことがあります。
例えば、以下のようなケースです。
- 急な病気や怪我で医療費がかかる
- 突然の出張が決まった
- 冠婚葬祭に呼ばれた
クレジットカードがあれば、上記のような緊急時にも迅速に対応することができ、安心感があります。
これがクレジットカードを持つことの大きな利点の1つと言えるでしょう。
ローン審査が通りやすくなる
また、ローン審査が通りやすくなる点も、クレジットカードを持っていない主義が変と言われる理由です。
クレジットカードを適切に利用していると「しっかり返済している」「支払い能力がある」と思われ、信用情報が良好になります。
つまり、クレジットカードを使うと【車】や【住宅】のローンなどの審査を通過しやすくなるのです。
信用情報が良好であれば、将来的に大きな買い物をする際にも有利になるため、クレジットカードの利用は重要と言えます。
クレジットカードを持たない主義が正しいと言われる理由
本章では「クレジットカードを持たない主義が正しいと言われる理由」を5つ紹介します。
- 無駄遣いが減る
- ゲームへの過度な課金が減る
- 支払い忘れの防止ができる
- 見栄にお金を使わなくなる
- 金銭感覚がおかしくならない
それぞれ順に見ていきましょう。
無駄遣いが減る
クレジットカードを持たない主義が正しいと言われる理由として、無駄遣いが減ることが挙げられます。
クレジットカードを持たないことで、無駄な買い物を減らせるからです。
特にクレジットカードで支払うと目に見えないので、ついつい使ってしまいます。
一方で現金での支払いを基本とすることで、手元にあるお金だけを使う習慣が身につきます。
そのため、クレジットカードを持たない主義は【節約】や【無駄遣い】をしたくない人には適しているのでしょう。
とはいえ、クレジットカードには月の限度額を設定できる機能があります。
「使いすぎが怖い」という人は、設定すれば良いので一概にクレジットカードは悪いものとは言えないでしょう。
ゲームへの過度な課金が減る
クレジットカードを持っているとオンラインゲームやスマホアプリへの課金をついつい行いがちです。
過度な課金を防ぐためにも、クレジットカードを持たない選択は有効です。
実際、平均で5,000円ほどの課金がされているデータもあります。
引用元:20代のゲーム課金平均額は月5138円(2024年公開版)
特に若者や学生にとっては、無駄な出費を防ぐためにもクレジットカードを持たない方が良い場合があります。
そのため、クレジットカードを持たない主義が正しいと言われるのです。
とはいえ「20代でクレジットカードを持たない」のはおかしいという意見もあります。
関連記事「20代でクレジットカードを持ってないのはやばい?」で詳しい理由を紹介しているので、興味のある人はご覧ください。
支払い忘れの防止ができる
また、支払い忘れの防止ができ、遅延損害金を支払う必要がない点も現金主義のメリットです。
クレジットカードの利用には毎月の支払いがありますが、忘れてしまうと数百円~数千円の【遅延損害金】が発生します。
現金主義であれば、支払い忘れによる無駄なお金を使うこと防ぐことができます。
したがって、クレジットカードを持たない主義が正しいといった意見が出るのです。
見栄にお金を使わなくなる
見栄にお金を使わなくなるのも、クレジットカードを持たない主義が正しいと言われる理由です。
クレジットカードを持っていると、つい見栄を張って高額な買い物をしてしまうことがあります。
具体的には、以下のようなものです。
- 高級ブランド品
- 時計
- 化粧品
無駄な買い物を防ぐためには、クレジットカードを持たないことが1つの方法。
見栄にお金を使わず本当に必要なものだけにお金を使う習慣が身につくので「クレジットカードを持たない主義が正しい」という意見があるのです。
金銭感覚がおかしくならない
また、金銭感覚がおかしくならない点もクレジットカードを持たない主義が正しいと言われる理由です。
クレジットカードを使いすぎると、金銭感覚がおかしくなりがちです。
現金主義であれば、手元にあるお金の範囲内での生活が求められるため、健全な金銭感覚を維持できます。
クレジットカードを持たないことにもメリットがあるので、持たない主義が正しいと言われるのでしょう。
クレジットカードを持たない主義かは個人の自由だがある方が便利
本記事では、クレジットカードを持たない主義について解説しました。
結論、現金主義には「ポイントが貯まらない」「盗難リスクがある」などのデメリットがあります。
一方でクレジットカードを使用する方が「盗難リスクの防止」「無駄なお金や時間の削減」などの多くのメリットがあります。
加えて、緊急時でお金が必要になることもあるでしょう。
そのため、クレジットカードを持たない主義の人は一枚は持っておいた方が良いと言えます。